肩関節の痛み
今日は症例さんの紹介
簡単にですけどね(´・ω・`)
【症例】
40代女性 整形外科にて石灰沈着性の右肩関節周囲炎と診断される。
痛み止めの処方と物理療法(ホットパックと干渉波)を施行するも痛みが取れない。
もちろん肩が痛くて仕事も日常生活も大変は様子。
【施療】
無理矢理に可動域を拡大しようと肩関節を動かしたりはしません。
指先から触れて、肩甲骨、鎖骨、頸椎、肋骨と触診していく。
組織の緊張をみていく。そして姿勢をみて全身を見立てていく。
結局、アプローチは肩甲骨の間にある肋骨数本を矯正して、仙腸関節のロックを除去し
ました。
【施療直後】
痛みと可動域は少し改善(本当に若干・・・)完全には緩解せず。
やはり石灰沈着性だと時間がかかるのか?
【2回目の施行時】
1週間後に来院された際の第一声が「すごく楽になりました!!!」
嬉しい、やったぜー(´ー`)
そして、次の言葉は「施療した日の昼過ぎから夕方にかけては痛みが増して大変でしたけどねー!」
・・・(^O^)/おっふ・・・
いわゆる好転反応なのか。肩関節痛の患者さんで度々出くわすこの現象。
これは良くないんですよね・・・患者さんの身体に応じた施療がまだまだできていない
証拠と僕は捉えています。
楽になったから良かったではなく、なるべくこのようなケースが無くなるようにしたいものですね。